Mammy's Happybody diary

ママの笑顔をサポートします。

腱鞘炎ってどうしてなるの??

ココロとカラダをHappyに♪

Mammy'sアロマ鍼灸師のMamikoです。

 

 

今日はサロンにて。

 

ママは腱鞘炎&手指のこわばりがお悩みです。

動かし始めがツラく、特に朝の寝起きが一番ツライと。

動くのもイヤになりますが、寝たりじっとしたりするのも動き初めの痛みを考えるとイヤになりますね。

 

その痛み、どうして起こるのか?

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カラダの仕組み

筋肉と骨を結び付けている部分を「腱」と言います。

肘や膝だけでなく、手首や指は小さな骨が多いため、「腱」が多く見られます。
そういった部位では、多くの「腱」を束ねる(骨から浮かないようにするため)ためと「腱」同士が摩擦を緩和するために「鞘」が存在します。
その部分を「腱鞘」と言いますが、摩擦を緩和するとはいえ、使い過ぎては限界があります。
そんな時に起こるのが、「腱鞘炎」です。

今まであまり使ってこなかった手。小さな赤ちゃんに対する細やかな動きで指一本一本も大忙しです。

何度も動かすと摩擦が増えすぎるため、腱鞘が悲鳴を上げてしまうのです。

 

 

産後ママに多いのはなぜ?

東洋医学編〉

腱鞘炎に限ってのことではないのですが、東洋医学的に腱鞘炎の「痛み」を追求すると原因が分かります。

東洋医学的に痛みが起こる原因は、

①経絡(けいらく:ツボとツボを結む線で氣が流れます)の流れが悪く為に起こる

➁エネルギーや栄養が不足し経絡が栄養されないために起こる

が考えられます。

産後ママの生活を振り返ってみると、両方とも当てはまりますね。

睡眠不足や慢性的な疲れ、慣れない育児でストレスが溜まる=氣が滞る。

筋肉が少ない・運動不足で、血・水の動きが少ない。

妊娠・出産で、カラダの基本的な生理物資「氣血水」を消耗した。足りない。

ちなみに外邪(体外からの刺激)によっても氣血は滞ります。

東洋医学ではその刺激を外邪(がいじゃ)と言います。

本来ない物や存在するものでも過剰になっているものです。

夏の時期なら暑くならないこと(冷夏)、エアコンなどの冷えた風に長時間あたること、冷える格好で長時間いること、カラダを冷やす飲食を摂取しすぎることがあげられます。

今年は梅雨も長かったので湿度もいつも以上で過剰になっていますね。

ちなみに水は冷える性質があり、冷えすぎると固まります(氷ですね)。固まると動きがなくなるため停滞する性質があります。

水や湿度などが原因の場合、痛みもその場に停滞=固定痛として現れます。

 

〈西洋医学編〉

ずばり!ホルモンの影響です。
女性ホルモンの1つ、プロゲステロン」が腱鞘を収縮させる働きがあります。
ちょっと狭くなっちゃうんですね。
もともと束ねるためのもので、余裕があるわけではないので、狭くなることで腱同士がぶつかり炎症を起こしやすくなるのです。

このプロゲステロン」は、出産のために緩んだ子宮や骨盤を戻す働きもあります。

骨盤矯正をしているママには好ましいホルモンですが、腱鞘にはちょっと厄介なホルモンでもあります。

  

東洋医学的にも西洋医学的にも説明がつきますね…

 

じゃぁ対策は?

 

対策 

ホルモンも体内物質の1つ。

ホルモンはもともと血液濃度により分泌量が変化します。

滞らせないこと・全身にきちんと巡らせることが大事です。

滞らせない・巡らせるためには、「筋肉を動かすこと」「温めること」ですね。

また、失った「氣血水を補充すること」

「氣血水」は、日々の生活でも消費・消耗します。妊娠・出産で失った分を補充すると同時に日々の分も補う必要があります。消耗消費の仕方、補うスピード、キープするチカラは個人差が大きいです。そのため、数字でハッキリと現わすことが難しいのですが、血液検査など担当医師による診察で異常がないのに痛みがあるということはやはり「足りていない」と言うことでしょう。しっかり補うことをしてみましょう!

 

また、物理的には動かし過ぎによるため、可能な限り、「動きを少なくする」「腱鞘への負荷を少なく」「小さくすること」も大切です。

抱っこひもやサポーターを使ったり、抱っこ時間を短く小刻みにしたり、おんぶに切り替えたり。

出来ること、ご自身に合うことから少しずつ取り入れてみましょう!

今だけだからと諦めないで!

しょうがないと思わないで!

ママ1人で抱えることはないのです。

手伝ってもらえる事・時はお願いしましょう!

 

私は、アロマと鍼灸でケアを行い、お伝えしていきます。

 

そんな方法を今度はお伝えしますね。PCやスマフォは目を酷使します。

目は血液にも関わるので、「血」の消耗を避けましょう!

 

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